暑い夏対策!激安でできる車内快適化 ~その①~

DIY/ノウハウ



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暑い夏を乗り切るために

キャンピングカー旅でもっともツライ?暑い夏の到来もあと僅か。暑さに加えて「ブ~~~ン」と、どこからともなく飛んでくる小さな大敵「蚊」!
今回はそんな「暑さ」「蚊」から身を守る”激安でできる夏対策!車内快適化”をご紹介します。



・・・暑い!とても車内で快適に過ごせない!

夏のキャンピングカー旅と聞けば、輝く海を見ながら青空の下のご機嫌ドライブ。 夜のビールが楽しみだね♪ という具合に、エンジンさえ掛かっていれば快適な極楽空間。 が、夜になりひとたびエンジンを切ると… 暑過ぎて車内で快適に過ごす事などとてもムリなのである。
そうだ、MAXファンだ!と、サイドウィンドウを一段開け意気揚々とファンを回す。 ふぅ~~~涼しい、快適快適…と気を良くするのもつかの間。「ブ~~ン…」と音量もサイズも極小のくせに、我々人間の心を大きくかき乱す大敵がやってくる



網戸は必需品


ハイエース用網戸と言えば「アミエース」
そう、我々キャンピングカーオーナーにとって、5月以降、網戸は必需品なのだ。とは言え、しっかりとした商品・既製品は、軽く¥1万以上もする高額商品。もちろん高額である妥当性は十二分にあり、その価格に見合う価値は充分だろう。
だがしかし。
「そこを何とかできないか?」という貧乏性根性の鍛え方はプロアスリート並みの筆者は色々検証してみた。

安さを求めて…

ド定番のメッシュサンシェード


DCMカーマ製 約¥300

これが使えるのでは!と思いついた時期が真冬だったため、季節外れでどこにも売っておらず、4月にようやく購入できた。 43cmx60cmで、窓全体を網戸化するのに最適なサイズ。



サイドウィンドーを全開にした状態
装着は簡単。窓の上下スライドレールにメッシュサンシェードを差し込むだけである。
ただし、ワイヤー強度があるためか、若干縦方向の43cmが窮屈っぽい感じがあり、上下枠で少々湾曲が発生する。 油断して飲んでいると、いつの間にか湾曲から隙間が発生し、虫さんやいらっしゃ~いな状態になるので要注意だ。
サイドウィンドーを閉じた状態
秀逸なのは、装着したままサイドウィンドーが閉じられること。 このまま走行しても支障ないところがモノグサには嬉しい。
でも、筆者的には使用する時だけ装着したいし、ちょっとだけ装着に手間が掛かって面倒くさい…というのが正直な感想。筆者は生半可なモノグサではないのである。



もっと簡単にできないか…?しかも安く

100均の吸盤付サンシェード
実は100均で一般的に売っているサンシェードも約43cm。 長さは38cmとだいぶ短いが、MAXファンを使用する人は知ってますよね。
「1段開けがもっとも涼しい」ということを。
ハイエースのサイドウィンドーは、3段階で全開になり、3段より2段、2段より1段開けと狭くした方が、風の吸い込み強度は強くなる。
2段開けの状態
3段の全開だと38cmでは足りませんが、2段開けだとフォトのとおり、充分な大きさ! 装着方法は先の大型版と一緒だが、さすが100均ワイヤーのコシは弱く、アッサリすんなり湾曲することなくその形状に追従する!
耐久性の低さが吉と転じる、まさに100均マジック
1段開けの状態
そして、もっとも吸い込みの勢いが強い1段開け。しかも、窓枠との隙間なくピッタリと装着ができ、先の大型版よりも安心感が大きい。



筆者押しは100均に軍配

まさかの結論かもしれないが、停泊時にだけ使用したい場合、100均のサンシェードの方が装着の容易さと馴染み具合からこちらが気に入りました。
これは真ん中に吸盤がついているタイプですが、吸盤なしタイプのものを選べば尚良いかな。
いずれにせよ、¥1万ナンボも出費しなくとも、100円で対処できてしまうのは魅力的ですよね!

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次回は、「もっと積極的に冷やしたい!激安冷風機DIY」をお送りしますね。

 

文・撮影 三宅 雅也(山岳ライター/長野県自然保護レンジャー)



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