エブリィワゴン車中泊DIYの方法を大公開!! その②作製編

DIY/ノウハウ

車中泊用ベッドを自作しよう!

前回記事では、自作に必要な材料を紹介したが、今回はいよいよ作製だ。
貴方の車が移動式別宅になるのももうすぐ!

それでは早速作り方を見ていこう!


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まずはイレクターを組み上げよう!

まず最初に行うのはイレクターの組み上げだ。

使用するイレクター寸法は上記のとおり。 これに合わせカットしよう。

筆者は1カット\30で店に頼んだが、バリや傾きなど、この仕上がりはいただけなかった。 ホームセンターにてイレクターパイプ専用カッターを無料で借りられるため、手間もたいして掛からなく仕上げも綺麗なため、そちらがオススメだ。

万が一借りられない場合のため、一応以下URLを紹介しておく。誰でもカットが簡単にでき、仕上がりは圧倒的に綺麗だ。

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感想(1件)

カットが終わったら、ジョイントを使い連結しキャップを被せ、とにかく一旦セットしてみよう。

細かなガタツキがあれば、イレクターカッターで調整するか、アジャスター付のキャップを選んだ場合、それで平行度を出そう。

尚、筆者は脚の高さを25cmとしたが、キャップ+ジョイントの高さを含め、およそ30cm程度がベッド下収納となる。
この収納スペースをもっと高く設けたい場合、脚を長くすれば可能になるが、天井とのヘッドクリアランスが狭くなっていく。 どちらを重視するかは、個々人での使い勝手のトレードオフで決めれば良いだろう。筆者の寸法であれば、ベッド上で座っても充分なヘッドクリアランスが確保できる

次はコンパネの加工!

ガタツキなくイレクター土台がセットできたら、お次はコンパネの加工だ。

ほとんどは直線カットのため、店にある大型電ノコでカットしてもらえるが、長方形しか対応できない。そのため、斜めのカットは電ノコをレンタルし自分で作業が必要となる。300円程度で2泊3日レンタルできるが、斜めカットは2枚だけのため、実質10分もあれば完了する。どうせファブリックで包むため、仕上がりは神経質にならなくてもOKだ。

切り欠け部分は、のこぎりにてカット。無料でレンタルできる。非常に簡単だ。

早速乗せてみると、ものすごい安定感で一発完成した。
ただし、この時点でコンパネの上に乗るのは厳禁だ。局所的に重量負荷がかかるため、ひび割れる可能性がある。

たっぷりの床下収納が確保できている。実際にイレクターを組む際、最大スペースが取れるよう、微調整を行おう。

これで土台は完成だ!

マットレスの仕上げ

いよいよ、コンパネ+マットレス+ファブリックの一体化に入る。この作業を終えれば、ほぼ完成となる


チップウレタンとスポンジの2層構造。白いスポンジがファブリック側だ。

作業は以下手順で行おう。

1.カットしたファブリックを広げる。(※1)
2.その上に位置を合わせマットレスを置く。(※2)
3.最後にコンパネを置く。
4.一辺の生地を二~三重に折りタッカーで打ち固定。
5.反対の辺をピンと引っ張り同じようにタッカー打ち。
6.もう2辺も同様におこなう。
※1 ファブリックは表面を下側に!
※2 ファブリック側にスポンジ面がくるように!

いとも簡単に完成だ!

3枚分作製したのちは、切り欠けのある板だ。
まずはマットレスをカットしよう。

このようにマットレスの上にコンパネを置き、見えている部分を適当にカットする。どうせファブリックで包むのだ、細かいことは気にしなくともOKだ。

ハサミで簡単に切れる。
この時は形状に沿ってカットしたが、点と点を結びまっすぐカットし、直角三角形になるようにしても良いだろう。その方がセットした時の密着性・安定性に優れると思われる。

同じようにファブリックで包み完成!


待望の車中泊ベッドの完成!!

早速イレクター上にセットしよう!

見事なほどフラットなベッドの完成だ!

185x120なのでかなり広く、大人2人が寝られる。
更に、足元に3cmほどのクリアランスもあるため、実質188cmの就寝スペースになる。

床下収納もたっぷり。

マットレスは硬過ぎず柔らか過ぎず、ベストな座り心地&寝心地。

つま先まで伸ばしても余裕の寸法!

この背もたれにクッションを当てて座ると、飲みの時のベストポジションになる!

マットレスを分割したため、床下収納へもアクセスが可能だ!

酒好きなら、大量のつまみや酒瓶が収納可能だ。なんとも夢の広がる隠し収納だ!

サイドポケットには、飲みの際に大役立ちの小型テーブルが収納可能。

反対側にはトレッキングポールなどの収納も。

後部座席足元の空間も確保!ここは我が家のチワワx2匹のベッドが両側に置かれ、真ん中にトイレトレーが設置できるスペースだ。
ちなみにフォトではわかりにくいが、ベッド天板と椅子背面には2cmほどの隙間があり、これが目隠しシェードなどを収納するのにピッタリのシンデレラフィットだったのは偶然の産物だ。

ソロ使用展開時

筆者がこだわったのは、ソロ使用時の利便性の高さだ。
左後部座席背もたれの後ろには、ザックや着替えなどが置け、右側は就寝スペースが確保できる。

また、左側の後部座席にドリンクホルダー付アームレストがあるがこれを使わない手はない!
もちろん、ビールなどの酒置きにぴったりだからである。

更には、助手席背面がなんとオットマンになるのだ!

そして食事の際にはテーブルにもなる。眠くなったら、隣にゴロンと寝転がれば良い。この広々スペースでは、着替えも楽々だ。

恐ろしいほどに快適なエブリィワゴン・・・。

メーカーに心から感謝した筆者だった。

また、筆者の妻はその仕上がりに驚愕し、自宅マンションの駐車場にて、自作ベッドでゴロゴロしながら、筆者と共に膨らむ夢を小1時間ほども語り合ったほどだ。
尚、筆者の右手には既に酒が握られていた。


完成した車中泊仕様のエブリィワゴンでいざ旅へ!そして改良。

2016年GWは四国へ6泊7日の旅を満喫

完成の翌々日、我々夫婦はチワワx2匹と共にいきなり6泊7日の四国漫遊の旅に出た。
日本百名山である剣山と石鎚山に登ること以外、一切なにも決めていない「真に自由な気まま旅」だ。
出発の日のワクワク感は、間違いなく筆者人生最大・最高のもので、いまだに一番である。

南国市の道の駅「南国ふらり」にてバータイム。

自作ベッドは快適そのもの。
ベッド完成がギリギリになり、インテリア類はあり合わせのものだったが、旅の途中で買い足したりし、とにかく楽しい自由気ままな旅だった!

インテリアをナチュラルオーガニックカフェ風に統一

元々のイメージどおりに仕上げるため、ニトリやトップバリュー、100均などをメインにインテリアをコーディネート。ものすごく安価で仕上げたのが上記フォトだ。筆者は、酒と山と旅以外にはあまり金をかけないタイプだ。

クッションカバー=350円@ニトリ
掛け布団&麻風カバー=各約1900円@ニトリ
編み込みファブリック=70%オフの1900円@ファニチャードーム(これは幸運だった)
その他小物=殆どすべて100均

更に100均で仕入れたカフェカーテンもつけてみた。春先や秋などのそよ風が心地良い季節は、明るいうちからビールを飲みながら読書を楽しむのに、そよぐカーテンが最高の演出となった。

その他小物や工夫

100均の自転車荷物固定用のゴムロープ(80cm)x2が大活躍!
前席にてはタオル掛け、後席にてはランタン掛けに!

DAISOのクリップLEDライトを両側に設置。色々な所に取り付け可能で便利だった。

DAISOのハング式小物入れ。旅の途中にて買い足した。洗面系の小物をひとまとめに収納。

DAISOで購入。ランプ系は当初床下収納に入れていたが、使用頻度が高いため、すぐ使えるように一まとめにした。

セリアにて購入した、麻風バスケット。これがとてもお洒落で便利だ!ウィスキーやプラスチックグラスx2、スティックコーヒー、乾きもののツマミなどを収納した。


車中泊ベッドDIYまとめ

以上、車中泊ベッドDIYのほぼすべてを大公開したつもりだが如何だっただろうか。
材料費は約3万7千円程度、実作業時間は週末に1~2日頑張れば事足りる。

こんなわずかなことで、広がるのが抑えきれないほどの夢をつかめる!!

ぜひ貴方もトライしてみては如何だろうか。

 

 

文・撮影 三宅 雅也 (ライター/長野県自然保護レンジャー)

コメント

  1. […] (参考:エブリィワゴン車中泊DIYの方法を大公開!!その②作成編/山グルイ・旅グ…) […]